体重の重い我が子を、洗面台で抱っこし、手洗いする大変さといったら毎日とても苦痛でした。平均的には1歳頃になると歩けるようになり、外遊びが増えてきます。そうなると、手洗いの頻度も増えます。
「さすがに、踏み台がほしい!!買おうかな!?」でも、踏み台って思ったより値段もします。
しかも、値段が安いと思うと高さが足りなかったり、高さのあるものは階段になってなかったりします。自分で階段を上がって、手を洗えないと、手を洗いたい時に自由に洗えない。それは避けなければなりません。
「子どもが自分1人で階段を上がって、手を洗える踏み台がほしい!」
ネットで調べたら、なんと手作りできるとの情報がありました。
(参考サイト:イマミライ「【図解付き】牛乳パックで踏み台の作り方。トイレトレーニングや手洗いに便利【簡単DIY】)
今回は私の作った自宅の洗面台の高さに合う踏み台について、詳しい作り方を書いていきたいと思います。ぜひ興味のある方は参考にしてみてください。
牛乳パック踏み台の準備物
準備するのは以下のものです。
- 牛乳パック計96個(1セット=4つ×24セット)
- (中身を新聞紙または広告チラシにする人は)牛乳パック24個と新聞紙または広告チラシ
- 家にあるハサミ
- (100均の)ガムテープ(紙でもタイプでも布タイプでもOK)
- (100均の)好きな柄の模造紙または包装紙を同じ柄2枚
- (100均の)ボンド
- (100均の)OPPテープ
このように、私はほとんど100均のもので作りました。上手く作れば550円でできます。なんて安いんでしょう♪あとは、自分のやる気次第です!!
牛乳パック踏み台の作り方
さあ、早速作ってみましょう!
箱を作る
①まず牛乳パックの口の部分を、写真のように切り取ります。
②写真のように、4カ所に縦に切り込みを入れます。これで箱は完成です。
箱の中身を準備し、箱に詰める
今度は中に詰めるものを準備します。
「新聞紙や広告チラシが家にいっぱいある!」という方は、この作業はショートカットして、とにかく箱にたくさん新聞紙や広告チラシを固くなるまで詰めて下さい。ただし、新聞紙等を詰める場合には、どうしても箱が膨らんで、積み重ねる時にスキマができてしまいます。牛乳パックを中に入れた方が完成は綺麗に仕上がります。
①まずは口の部分を切り取ります。(折れている部分を横に切って下さい。)
縦に1箇所切り込みを入れて、底は綺麗に切り取り、牛乳パックを開きます。同様に開いた牛乳パックを、計3つ用意します。
②それを以下のように重ねます。
ジグザグになるように重ねて下さい。
③ 1で作った箱の中に、牛乳パックを詰め込みます。
④蓋をしてガムテープで留めます。
1セットできたら、同じものを24セット頑張って作りましょう。
箱を積み重ねて、動かないようにする
積み重ねるときは、牛乳パックの正面が上に向くように積んで下さい。
そして、以下の写真のように並べて、ガムテープで動かないように繋げていきます。今回私が作ったのは、左が4セットが2段、右が4セットが4段のものです。
正面から見るとこのようになります。
とにかく、動かないようにしっかり留めてください。紙ガムテープでもとまりますが、布ガムテープでとめた方がしっかりと、とまります。
装飾する・仕上げる
①全ての面にボンドをつけて、好きな模造紙または包装紙を貼り付けます。この作業が一番大変でした。この作業が山場だと思って頑張りましょう!
②OPPテープで全ての面を補強する。
OPPテープで補強することで、水にも強く、長持ちします。
完成
私は完成までに期間がかかってしまいましたが、やる気を出して頑張れば1週間以内でできると思います。
そして実はこの踏み台、椅子にもなるんです!!一石二鳥!!
これなら、子どもが自分でスボンや靴下を履く時にも便利ですね。
踏み台の高さや幅の詳細
ちなみになんとびっくり!!90度回転させると、高い踏み台にも、低い踏み台にもなります。
高い踏み台
足場→縦28cm×横15cm
高さ→40cm
幅→30cm
低い踏み台
足場→縦28cm×横20cm
高さ→30cm
幅→40cm
感想
踏み台を作るのは少し大変でしたが、何より子どもがよく使ってくれたことで、頑張って作った甲斐があったと思いました。我が子はこの踏み台を引きずって洗面台まで運び、手洗いを一人でやってくれます。毎日この踏み台を使ってくれて、とても重宝しています。
大人がいないと洗面台が使えない場合、子どもの手洗い意欲が軽減してしまうので、ぜひお子さんが歩けるようになったら踏み台を用意して、自分で手を洗う習慣を身につけられるようサポートしてあげて下さい。
いかがだったでしょうか。
ちなみに大人の私が乗っても壊れませんでした。丈夫で長く使える、低予算でできるところが、この牛乳パック踏み台の良いところではないでしょうか。
今回は踏み台でしたが、トイレの踏み台も同じことが言えるので、次はトイレの踏み台作りにチャレンジしたいと思います。