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【完全自然周期】体外受精体験者が語る【採卵】の準備と詳しい流れ|AMHが低い人によくあることとは!?

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完全自然周期って何だろうって思いますよね?簡単にいうと、卵子が多く取れるための刺激(薬や注射など)を基本的には使用しないで採卵しようという周期のことです。どんな方に向いているかというと、過去に刺激周期でトライしたけれど、ほとんど卵子が取れなかったよ!という方に向いています。私は過去に刺激周期でトライしましたが、取れても1〜2個でした。そうなると、刺激周期は卵巣に負担がかかるので、完全自然周期で採卵される方がおすすめです。

今回は完全自然周期の体外受精の採卵をピックアップして、私の体験談を書いていきたいと思います。

前回は人工授精から体外受精決断に至るまでを書かせていただきました。

【↓前回の記事はこちらから↓】

女性・男性側に不妊の要因がある場合、人工授精は向いているのか。20代の人工授精体験談|体外受精へステップアップする夫婦の話し合うべき内容とステップアップへの決断


体外受精をまさか20代で行うなんて、10代の私は1ミリも思っていませんでした。

日本の学校では保健体育等の授業で【臨まない妊娠ための】避妊については教えてもらえますが、体外受精についてはその言葉だけで、誰も教えてくれません。

ましてや私のように、自然妊娠したくてもできない人も多くいるということは、自分で気づくほかありませんでした。(日本の教育を変えたほうがいい!!)

目次

完全自然周期でも自己注射はある

病院によって違いはあるものの、おそらく体外受精日の約二日前の決められた時間に必ず自分で注射を行わなくてはなりません。

注射の箇所はお腹のおへそを中心にU字を書いた場所(黄色の部分)のどこでもOKなので、摘まんで1箇所に注射をします。

自己注射打つ場所


この注射が決められた日時に出来ないと、体外受精が中止になることもあるので、必ず忘れずに、また注射液をこぼすことなくやるのが大事です。

私が打った注射は【オビドレル 皮下注シリンジ 250μg】というものです。

オビドレル


でも完全自然周期って薬や注射を使わない周期のことかと思いますよね!?

この注射の効果としては、卵胞にくっ付いた卵子を剥がれやすい状態にする効果があるということです🐥(看護師さんに聞きました。)

卵子がたくさん育つような効果はオビドレルには、残念ながらありません。

私は二日前に無事に自己注射を終え、当日を迎えました。

自宅での準備

職場に休みを事前に申請する

当時、私たちが通っていた医院では採卵は朝8時~9時までの時間厳守でした。(今は午前中で時間を選べます。)

病院には遅くとも30分前には着かなければいけません。

また、採卵にかかる時間は1時間以内には終わりますが、その後の医師との話や注射なども含めて約2、3時間かかる可能性もあるということで職場は一日、お休みを頂きました。(採卵後、すぐに仕事に行けるのかが分からず怖かったので。)

ごはんは食べずに水だけ

病院にもよりけりですが、私の通っていたところは採卵日前日の24時以降は何も食べてはいけという決まりがありました。

朝ごはんを無意識に食べないように、我慢しました。🍞🍙

また、採卵予定時間の1、2時間前には水を飲むこともNGです。

無くしそうなアクセサリー類は全てはずす
化粧はしない

採卵時には、全てのアクセサリー類を外さなくてはなりません。

もちろん指輪もです。私は外して行きました。

私の病院は眼鏡(めがね)はOKでした。

(多分画面が見えるように配慮して)

そして基本的には、すっぴんで行かなくてはいけません。

また、つけ爪やネイルなども外さないといけません。

私は化粧はせず、マスクをして行きました。

出る前に持ち物をチェック

忘れてはいけないものは・・・・

  • 体外受精同意書
  • 採卵約3時間前までに採取した精子
    (日時、記名を忘れずに記入)
  • お金(クレジットカード、現金など)

体外受精【採卵】の流れ

病院へ到着


7時30分には病院に到着。まず初めに、医師に内心で卵胞の大きさを確認してもらいます。

卵胞1つが十分な大きさということで、本日実施決定とのこと。

診察室と違う階に、採卵専用のフロアがあり、

説明を受けそちらに移動しました。

まず初めに案内されたのは、カーテンで仕切られた1畳程の椅子とロッカーがある部屋です。

そこで着替え、用意したガウンに着替えます。(下着や指輪アクセサリー類は全て外します。)

荷物や着替えはロッカーに入れ鍵を閉めて診察兼と一緒に首から下げます。

お手洗いを済まし、名前が呼ばれるまで個室の椅子で15分程待っていました。

待ってる間ももちろん水は飲めないので、間違っても飲まないように気を付けました。

隣の個室にも二人ほど?準備をしている音が聞こえました。

先にその二人の名前が呼ばれ、部屋から出ていく音が聞こえます。

「いよいよ呼ばれるのかな。怖いな。大丈夫かな・・・・」

不安と緊張で心臓がばくばくしていました。

そして朝8時20分頃・・・・

「○○さん、準備できました?注射は時間通りに打てましたか?」

「はい。時間通りに打ちました。」

採卵室に案内されると、内診台に似た立派な椅子が真ん中に置かれテレビ画面もありました。

「○○さんこちらを座って下さい」私は覚悟を決めました。

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採卵開始

まず初めに座薬を入れられます。(採卵の数によっては麻酔の人もいます。)

膣を消毒をし、エコーで卵胞を診ながら「テレビ画面見ていてね。採卵するよ。」

そして注射針で採卵してもらいました。

少しチクッとした感覚とともに、黒白の映像ですが、まるで丸いボールのようなものに針が刺さり、ボールの空気が抜けるように縮んでいくのがよく分かります。

ですが、その後・・・先生の「んん?」という声が聞こえました。

↓続きは2ページ目へ↓

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