20代・30代前半で結婚・・しかし、半年間妊活してもなかなか子供ができない。
もしかしたらあなた、もしくはパートナーが妊娠しにくい要因が何かある可能性があります。
まさに、私がそうでした。「結婚したら、すぐ妊娠して子供ができる!」まさか自分が不妊だとは1ミリも考えていませんでした。
もしあなたも、半年間妊活して妊娠していなくても、「大丈夫。いつかは妊娠する!」と考えていたら、その考えは捨てましょう。
なぜならば、もしあなたかパートナーが妊娠しにくい体であれば、早く病院へ行くべきだからです。
あなたの人生の選択肢がなくなる可能性もあるので、時間やお金を無駄にしない為にも、この記事では私の経験や反省点をお伝えします。
不妊治療を行うのなら、不妊治療専門の病院へ行くべき!
タイトルの通り、私は不妊治療とは全く無関係(すぐ妊娠する!!)と思っていました。
夫と出会って結婚後、約半年間、色々な方法で排卵日を予測してタイミングをとっていました。
自分なりに調べて、サプリメントや排卵日予測検査薬を使うも、妊娠の兆しはなく・・・・。
んん??なんでだろう??(‘_’)
タイミングがあってないのかな?
やはり心配なので、まずは近くの産婦人科に行って相談しました。
そこでは、しっかり体温を測ってタイミングをとるようにというのと、(何日間か、体温を測り忘れていたこともあり)生理不順もあったので妊活を一定期間休み、ピルを飲んで生理不順を整えるなどの提案がありました。
ピルを飲んで妊娠するとは思えない・・・・・・・・。
そして、主人と話し合いの結果、都内の有名な不妊治療専門の病院へ行くことに決めました!
不妊治療の検査とは
当時26歳。
不妊治療のスタートです。
有名な不妊治療の病院は、待つことが当たり前とのこと。
事前予約をして行きました。
主人と土日に行ったので病院に着くと、たくさんの夫婦が来ていました。
午後に行って、診察券番号が200番台でびっくり!!
まずは、内診台で子宮内の様子を見てもらいます。その後、医師に状況を説明し、治療の進め方について説明して頂きました。検査をして不妊の要因を把握した上で、相談しながら妊活を進めていくとの方針でした。
この医院では初診の場合、血液検査を必須でした。以下の項目を知るためにおこないます。
不妊治療で行う検査の詳細
血液検査
- 感染症各種検査(血液型、貧血、HIV、梅毒、B/C型肝炎)
- AMH
- ビタミンD
- クラミジア検査
- TSH(甲状腺ホルモン)
- 抗TPO抗体
結果は後日とのことで、治療や血液検査の結果を踏まえ、その他の検査も行ってくださいと言われました。
その他の検査
その他の検査とはどのようなものかというと、以下の検査です。
- 精子検査
- 内視鏡検査
- フーナーテスト
- 子宮卵管造影
検査には保険が適応するということだったので、私たち夫婦は全ての検査を数カ月間かけて、妊活を続けながら受けました。私の不妊に繋がる要因
そして、不妊の可能性に繋がる要因が検査で分かったのです。
私の不妊の要因はAMHだった
それは・・・血液検査で判明しました。
要因は、AMHです!!
AMHってなに?AMHの値で何がわかるの?
AMHについて調べるとこのように出てきます。
つまりAMH値=卵巣年齢が分かります。
私のAMHの値は、0.20 という結果でした。
年齢でいうと、47歳相当 の卵巣年齢。
26歳の私だけれど、もう時間がない。
そして、ビタミンDの値も基準値より低かったことが、検査で分かりました。
院長から強く、できれば早く体外受精にステップアップをした方がいいと言われました。
院長の話は以下の通りです。
- 卵巣年齢が40代だからといっても、妊娠をしないわけでない。
- 卵子の質は年齢相応と考えられているため、若ければ若いほどAMHが低くても妊娠する確率は高い。
- AMHが1.0に満たない方でも妊娠している方が実際いる。
- そもそも在庫の卵が少ない為、卵がなくなれば、もしかしたら閉経する可能性もあるということ。
それでも自然妊娠したい。できることは全てやろうと決心しました。
それでも難しければ、もう腹をくくるしかない。
まずはタイミング法からチャレンジ
私はとても悩みましたが、夫婦ともに自然妊娠を希望し、私自身もまだ自然妊娠をあきらめきれなかったので、タイミング法を数回行って、それでも難しければステップアップする方針で治療を進めていくこととなりました。
タイミング法とは、妊娠しやすい最適な日時に性交渉を持つタイミングを、医師が指導することで妊娠を目指す方法です。
よって、ご自分で基礎体温を記録したり排卵検査薬を用いたりして、自己流で妊娠しやすい時期を判断する方法とは異なります。
花小金井レディースクリニック
この病院では、生理後9・10日目に来院し、血液検査(黄体ホルモン検査)の結果と内診検査で卵胞の大きさを診て、排卵日を予測してくれました。
予測日前後にタイミングをはかりましたが結果はやはり・・・
リセット(生理が来たの)です。
自然妊娠が難しいという事実を突きつけられました。
それでも子どもがほしいことには変わりないので、夫と話し合い、
「人工授精を1回行い、もし難しければその後、体外受精に移る」という決意を固め、病院へ向かったのです。
結論|タイミング法が難しければすぐにスッテップアップへ
私の反省点としては、半年間妊活をしても子供できない状況があったのならば、迷わずに不妊治療専門のクリニックへ行っていればよかったということです。やはり、普通の産婦人科と専門の産婦人科とでは、検査内容も医師のアドバイス等も大きく違います。医療費を無駄にしないためにも「不妊かも」と思ったら、すぐに不妊治療の専門の病院へ行きましょう。
病院、クリニックによっては、必須の検査やタイミング法のやり方にも違いがあります。何回か通われて、先生の雰囲気や病院の方針が、自分と合っているかを確認することがとても大事だと思います。(長いお付き合いになる可能性もあるので。)不妊治療を始められて、病院が自分とは合わないと思ったら、他の病院の治療方針を確認するためにもへ早めに他院を受診することをお勧めします。
そして、もし何か不妊に繋がる要因が見つかったら、私はためらわずにステップアップをされることをお勧めします。なぜならば、私の知り合いで何年もステップアップせずに妊活を続けていて、子供ができず、体外受精をしてもできないという方がいらっしゃるからです。
どんな不妊に繋がる要因があっても、卵の年齢は自分の年齢相応だということをよく頭に入れて不妊治療をしてください。
皆さんの元に、赤ちゃんが来てくれることを、心から願います。