0歳の頃は、寝転がっていてにこにこで可愛かった我が子・・・。
1歳半頃〜3歳は親のまねっこの何でもやりたがりさん
自己主張がさらにはっきりしてきて、拒否する、すねる、嫉妬(しっと)するといった大人と同じ感情を表現するようになります。自分でやりたいという気持ちが強くなり、道具を使って大人のまねが上手にできるころなので、手洗いや歯みがきなどの生活習慣を身につけていく時期。想像力が豊かになるので、お店屋さんごっこ、お医者さんごっこなどのごっこ遊びが楽しめます。
「そりゃ私だって…何でもやらせたいけど…何でもやらしてたら家の中がめちゃくちゃになるのでムリですよ!」
本当にその通りだと思います。
よくあるのが、ティシュペーパーをひたすら出すとか、水が好きすぎて台所や洗面などの蛇口をいじって、ビジャビジャにするとか。ゴミ箱におもちゃ捨ててみたり、汚いゴミ箱をあさってみたり。子供は料理の手伝いのつもりだけど、親から見たらただの邪魔しかやっていない・・・なんてことよくありますよね。笑
その行動をやりたい子供に「やめなさい」と言っても、納得するまでやめないのが子供です。
「こんなイタズラっ子うちだけなんでは」と思う方もいますが…。いえいえ、そんなことありません。
我が子(モチ)のイタズラっぷりをご紹介
そこで、今回は我が子のイタズラっぷりをご紹介していきたいと思います。今、0歳を子育て中の方は、今後起こりうると身構えてると気持ちが楽になるかもです!うちの子の方がまだマシかも?いやうちの子はもっとすごいぞ!など比較してみると、お子さんの今やってるイタズラも冷静に見えてきて、面白く思えてくるかもしれません。
たくさんの思い出はありますが…とある我が子の思い出に残るベスト3の事件をどうぞ。
コロナ渦リモート事件
それは、夫がリモートワークで家にいる日でした。
1皆でモチさんと遊んでいると、モチさん、何かを発見。
すごい勢いよく走り、何かを握ってひっぱった!
そうすると夫も勢いよく部屋に入ってきて、「wifiの線ぬいた?」と一言。
ちょうどリモートの大切な会議中だったので、夫はかなりお怒りでした。
でも、モチさんは学んだのです。このルーターの線を抜けば大好きなパパが来てくれると。(遊んでくれるかも!?)
そこから、ルーター線を抜こうと何度も仕掛けてきました。何度いってもやめず、ケラケラ笑うを繰り返すので流石に叱りました。
そして私のイライラも溜まり、部屋にいてはダメだと思い、やむを得ず真夏でしたが、外の公園へ行きました。
(その後数日。やっぱりルーター線抜きを繰り返すため、しばらくリモート会議中は外の公園へ。リモート会議が終わったのを見計らって帰宅するようにしていました。)
おままごとに味付け事件
ある日の午前中の出来事。
私は出かける用事があり支度のため、一人でおままごとで遊んでるモチさんに安心し、その場を離れました。
少ししてから部屋へ戻ると、モチさんが何やら机に乗ってびちゃびちゃ遊んでます。
しかも臭い…。かなり嫌な予感…。
モチさんがびちゃびちゃにして遊んでいたのは、「めんつゆ」でした。
おままごとの野菜に、味付けしているのか、見事にたっぷり「めんつゆ」をかけてます。
机の下の床が「めんつゆ池」のようになっています。
めんつゆをさらにかけそうになったので急いで止めに入り、
めんつゆ味になったモチさんをすぐに、お風呂へ連れていきました。
ちなみにめんつゆは台所の手が届かないところに置いていましたが、椅子を登って取った形跡がありました。
悲しいトイレ事件
ある日の午前中、ぬいぐるみで遊ぶモチさん。
「よし、集中してるし。今のうちに、洗濯物を干そう。」
そして、少し目を話したときに、事件は起こりました。
「ジャー。ジャー。」
トイレの流す音が聞こえます。あれ?トイレまだ一人でできないはず。
急いでトイレに行くと、トイレの水でびちゃびちゃになったぬいぐるみがトイレの下に落ちてました。
なので、床もモチさんもびちゃびちゃ。
モチさんは笑ってました。
モチさんはすぐお風呂場で体を洗いました。その間に夫に現場検証と片付けをお願いしました。
夫も現場を見て、びっくり仰天。
怒るのを通り越して、二人で笑いました。
もしかしたら、ぬいぐるみもトイレすると思ったのかな?
それともお風呂に入れてあげよう的な感覚で、入れてあげたのかな?
まだ1歳なのでお話できず、なんでトイレに入れたかは謎のままです。
今思い返せば、大胆なことをよくやるなと笑ってしまうことでも、そのときは、子供と真剣に向き合って話をしたり、濡れている床や部屋の片付けをするのに親は必死です。余裕なんてありません!!私も怒りが爆発し、人手があるとき以外は笑う余裕なんて全くありませんでした。
しかし、3歳以下の子供に叱っても、彼・彼女らは物の変化を試したかったり、親の真似をしていただけだけなんですよね。
怒られても、何が悪いのか、そもそも悪いことをしてるのかが言っても分からない・なかなか伝わらないと思います。
子供だからしょうがない・・・と分かっていても、親だって人間だし、感情はあるからなかなか冷静に伝えるなんてってムリッ!ですよね!?
その気持ち・・・同感です。本当によくわかります。ではどうしたらいいのでしょうか。
イタズラ・問題行動後の取るべき親の行動(自らの反省と共に)
親がイライラして感情で怒ってしまわぬように、先輩ママや先輩保育士さんから聞いた話も含めてお伝えしたいと思います。
子供の行動がイラッとしたら親はまずはこれを試してみて下さい。
1、深呼吸
そんなのしてる余裕ないと思いますよね。でもこれはとっても大事なことなんです。
人間、頭に血がのぼったときに深呼吸すると冷静になれます。
どんな場面を見ても、落ち着いて、まずは深呼吸してから第一声を出すようにしてください。
第一声の言葉が深呼吸をするだけで変わります!!
2、トイレへ行く
子供が言うことを聞かない。泣いてばかりいて離れない、ぐすって大変など…。
とにかく、親が子供に冷静に対応できないと感じたら「トイレに行くね」と言って、トイレに行きましょう。
子供から離れることで、親は次どんな言葉掛けや行動をしようと、考えられますし、冷静になれます。
トイレで目を瞑って、やはり深呼吸です。ですが、あまり長く入ってしまうと子供が心配してしまうので注意してくださいね。
3、写真や動画を撮る
これは、私も実践しています。初めはイライラしてますが、写真をとることで不思議ですが冷静になり、笑えてきます。「こんなこともやってたんだよって本人や親戚に見せてあげよう」と思うだけで、行動に対する見方が変わるかもしれません。
人によってはインスタグラムのストーリーズで友達限定のアカウントに公開して子供の行動に共感をえて、冷静になると言う方もいらっしゃるようです。ストーリーズは24時間で消えるところもいいですね。SNSで共感してくれるか方がいると悩んでる方は自分一人じゃないと前向きに考えられますね。
4、子供が納得するまでやらせてみる
これは子供の行う行動の内容にもよりけりですが、その行動が危険ではなく人に迷惑をかけない場合に、飽きるまでやらせてみるということも一つの手です。子供は親が「やめなさい」というと余計にやりたがる傾向にあると思っています。なので、親が「どうぞ」というと、やってはみたものの、子供も思っていたよりもそこまで楽しくないと思う行動だと、ある程度やって納得・満足すれば、やらなくなったという先輩ママの話も耳にしています。
ただし、親にとって嫌な行動の場合、見ているとよりイライラしてしまうので、見ない方がいいかもしれませんね。
これだけ押さえればOK!子供への対応・態度とは!?
1、言葉で伝える
それは気持ちを聞いてから言うべきことをいう、これだけです!!
まずは、大人は子供にどうしてその行動をやってしまった理由を聞きましょう!
「ただやってみたかった」「お母さん、お父さんの真似」「・・しゃべらない・・」色々だとは思いますが、頭ごなしに怒りたくなる気持ちはよ〜くわかりますが、まずは冷静に聞き取りです。
「モチさんは〇〇がやりたかったんだね〜。うんうん、やりたくなる気持ちはわかるよ。」
そのあと、いけないことはしっかり伝えましょう!!
「でもね。〇〇することは、よくないことなんだ。大事に使おうね。」
お母さん、お父さんが真剣な顔でいけないと伝えれば、「やってはいけないことなんだなぁ」と理解はできるかと思います。
一番よくないのが、笑いながら伝えること。これをやると笑ってくれるのかなと思ってしまい逆効果です。
赤ちゃんに、怒るのでなく、冷静に真剣な表情で伝えることがとても大事です。
2、場所を変える
そして、理解はできても、その行動を子供がやめるのはとても難しいことです。
とにかく、違う環境へ行くことが一番かと思います。
別の部屋や外を少し散歩するだけでも、気持ちが紛れ、赤ちゃんの気持ちが切り替わることもあるかもしれません。
3、物を変える
使ってほしくないものを持っていたら、別の物と交換するのがいいかと思います。
けれど、注意したいのが無言で赤ちゃん持ってるもの(危険なもの以外)を引っ張って取ること。
出来るだけ、どうしていけないかを具体的に伝えて、本人が納得した上で別のものと交換するようにしましょう。
癇癪(泣く・大声を出すなど)が酷い時の対処法
親が子供にやってほしくないことのほとんどは、子供にとっては探究心の遊びです。子供にとっては楽しく遊んでいたのに、遊びを怒られた・中断させられたと思い・・・癇癪を起こすことがあります。
我が子もよく癇癪を起こしていました。そんなときの我が家でやっていた対処法を3つ紹介します。
1、気持ちが変わる声を掛ける
これは癇癪は癇癪でも、まだ話が聞ける程度の癇癪の場合に有効です。
別の遊びや夕ご飯、お風呂へ行くような場面を変える声かけを行うことで、我が子の気持ちが切り変わることがありました。
ただし、私の反省なのですが、癇癪後に子供にとってメリットになるような、その場しのぎの声かけは絶対NGです。
(例「モチさんの好きなお菓子を食べる?」や「モチさんの好きなテレビ見ようよ」)
癇癪を起こせばお菓子が食べられる、テレビが見られると思い、癇癪が日常化してしまいます。
声かけする言葉に気をつけて下さい。
2、抱きしめる
「○○くんの気持ちはわかるよ。大丈夫だよ。」と言って抱きしめてあげると落ち着くことが我が子はありました。
しかしこれも人によるみたいです。感覚過敏がある子は癇癪中に抱きしめられると、縛られているような感覚で余計に癇癪が強くなる子もいると聞きます。
抱きしめるより、手を握る、優しくさするなどその子、その子に合った、なだめ方があると思うので探してみてください。
3、時間の解決してくれることを待つ
我が子はこれが一番の解決法でした。
とにかく本人の安全や環境を確保します(周りに物を置かない、近所迷惑にならないように窓を閉めるなど)
そして優しい声掛け「落ち着くまで・お話できるまでママ・パパ待ってるからね」などと伝えます。
あとは、泣きたいだけ叫びたいだけやらせる。
落ち着いたら1、2の方法をとると、より効果的だと思います。
ちなみにひどい癇癪を起こしている子供に、親が大事な話をしても全く伝わりません。
癇癪に付き合う大人は精神・体力共に、とても辛いと思いますが、
案外、落ち着いてからの方がすんなり話を聞き、問題解決に早く辿りつけるかもしれません。
いかがだったでしょうか。あくまでも我が子の行動や我が家の対応法などを紹介させて頂きました。
0歳〜3歳までの子供はまだまだ赤ちゃんです。幼児は言われたことを理解しますが、赤ちゃんはまだ言っていることを100%理解するのは難しく、相手の表情や声の質の変化で「普段と親の様子が違う」と感じることができると思います。言葉で伝わらなくても、伝わってほしいと思う気持ちを持って、子供に冷静に伝えることが大事です。
赤ちゃんが100人いたら、100通りの性格で、その育て方も100通りあると思います。
お子さんの性格をよく観察して、こうしたら切り替わる、このやり方は合ってないと試行錯誤しながら、お子さんに合ったやり方で向き合ってみてください。
忙しい日々・・・。子育てをされている皆様、毎日毎日本当にお疲れ様です。
私も日々子育てに奮闘し、試行錯誤の毎日ですが、子育て中の方は同じように悩まれ頑張っていらっしゃると思い、乗り越えています。
我が家の情報をシェアし、少しでも子育てに悩まれている方の役に立てばと思います。
また、こんな方法もあるよ〜とアイディアがあれば、気軽にお問い合わせホームで教えてください。
明日も一緒に子育て乗り切っていきましょう〜!
もみじ