6回目の採卵(3回目の胚移植)
もう妊娠しないのではないか、本当にあきらめかけていました。
そして、この6回目の採卵で奇跡が起こりました。な、な、なんと卵子が2個採れたのです。
1つは9sellのG3の卵子。
1つは8sellのG3の卵子。
胚移植日に医師から、上記の受精卵と移植についての説明がありました。その日はたまたま夫もいたので、一緒に説明を聞きました。
受精卵を子宮に戻した時の妊娠率は、
1個移植→30%、
2個移植→40~45%、(双子5%)
と当時の医師から言われ、
「【2つ子宮に戻す】か、【1つを戻して、もう1つは凍結する】か、2個の受精卵をどうしますか。」と質問をうけました。
初めての展開で、私たちはとても悩みました。その場で、すぐには返答できなかった為、夫婦で話し合う時間が欲しいことを伝え、部屋を出ました。
病院の待合室で、どうするか、どうするのがいいのか、真剣に夫と話し合ったことは今でも忘れられません。
当時この病院では、通常35歳以上の場合、受精卵を2個戻すことが多いと聞いていましたが、私のように何度か受精卵を戻しても妊娠しない場合は2個受精卵を戻すこともあったようです。
私は頭の中で色々な妄想や考えを繰り返していました。「2個戻して、上手く着床したら双子になるのかな?」「でも2個とも着床しないかもしれない。」「1個子宮に戻して、1個を凍結すれば、二人目の可能性も?」「でも凍結すると、卵子の質が落ちるのかな?」
夫に考えを聞きましたが、夫も同じようなことを考えていて結論がでませんでした。
「最終的には君の意見にまかせるよ。」
そう言われ、私は悩み悩んだ結果・・・・受精卵2個を子宮に戻す選択をとりました。
これが吉とでるか、凶とでるか、誰も分からないし、正解も不正解もありません。
結果は1週間後でした・・・。
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